岸田首相がガソリン税のトリガー条項の凍結解除について「至急検討」を示す
岸田首相がガソリン税のトリガー条項の凍結解除について「至急検討」を示しました。国民民主党の玉木代表から凍結解除の決断を求められた岸田首相は、6日の衆院予算委員会で、自民・公明・国民民主3党の実務者チームでの検討を進める考えを示しました。（関連記事：国会で話題の「トリガー条項」とは）
岸田首相は「激変緩和措置の出口戦略について結果を3党の検討チームにおいて出していきたい」と述べ、玉木代表の求めには応じる意向を示しました。しかし、玉木代表は即時の決断がない場合、5月のトリガー条項発動に間に合わなくなると指摘し、「協議の離脱を決断せざるを得ない」と改めて凍結解除を迫りました。
3党の実務者チームでの検討が進められる
ガソリン税のトリガー条項の凍結解除について、自民・公明・国民民主3党の実務者チームでの検討が進められることがわかりました。岸田首相は、衆院予算委員会での質疑応答で、激変緩和措置の出口戦略について3党の検討チームで結果を出していく考えを示しました。この実務者チームにおいて、ガソリン税のトリガー条項の凍結解除に関する具体的な議論や検証が行われることになります。国民民主党の玉木代表もこの実務者チームの進捗を注視しており、今後の展開が注目されます。
玉木代表が即時の決断を要求
国民民主党の玉木代表は、岸田首相に対して即時のガソリン税トリガー凍結解除を要求しました。衆院予算委員会での質疑応答で、岸田首相が至急検討する意向を示したものの、玉木代表はトリガー条項の発動時期について懸念を表明しました。5月のトリガー条項発動に間に合わない場合、国民民主党は協議の離脱を決断せざるを得ないとの立場を明確にしました。玉木代表は、ガソリン税トリガーの凍結解除について、早急な決断を求めています。
国民民主党との協議は困難
岸田首相と国民民主党とのガソリン税トリガー凍結解除に関する協議は、進展が見られず、難航しています。玉木代表からの要求に対して岸田首相は至急検討する意向を示していますが、具体的な進展は見られていません。国民民主党は、5月のトリガー条項発動に向けて早急な凍結解除を求めており、解決策を見つけるための議論が困難を極めている状況です。岸田首相と国民民主党の協議が今後どのように進展するのか、注目が集まっています。